FCの乱立はお互いにマイナスなのでは? FF14のコミュニティの問題について

テクノロジーの発展により、バーチャル空間でのコミュニケーションも身近になってきています。

今回は、ゲームのコミュニティと運営の難しさについて書いてみました。

 

こんにちは!とわこです。

ゲーム内コミュニティを語る上で、今回参考にあげさせていただくゲームはファイナルファンタジーXIV(FF14)になります。

私がほぼ毎日遊んでいるゲームになります。

 

ちなみにFF14はどんなゲームかというのは、こちらの記事で解説しています!

関連記事

こんにちは!とわこです。 昨年からのコロナによる外出自粛の影響で、生活スタイルが大きく変わりました。私自身の生活も、仕事の面では事務所の人数制限やリモートの導入など多くの変化がありました。 […]

 

バーチャル空間といえども、各プレイヤーの先にはリアルな人間がいます。

それゆえに、現実と同じく周りの人とコミュニケーションを楽しむことができるのです。

考え方や目的が同じ仲間が集まってコミュニティを結成すれば、楽しさは何倍にもなります。

 

FF14プレイヤーはコミュニティ賛成派の人も多く、プレイヤーの多くがゲーム内コミュニティに所属しています。

一言にコミュニティ賛成派の人と言っても、2つのパターンに分類されます。

1.誰かのコミュニティに所属して楽しみたい人

2.自分でコミュニティを立ち上げたい人

 

重要なのは、1.と2.のバランスです。

最近の傾向を見ると、どうもこのバランスが崩れているような気がしているのです。

 

 

自分のコミュニティを運営したい人が増えている

私の肌感覚になりますが、自分のコミュニティを持って大きくしていきたいと考えている人が増えているように感じています。

とくにフリーカンパニー(以下FC)においてその傾向が顕著に表れていると感じています。

考え方自体は素晴らしいと思いますが、自分のFCを持ちたい人の比率が極端に大きくなりすぎているような気がしているのです。

 

現状を例えるならば・・・大学に入学した新入生の半数が自分でサークルを立ち上げようとしているようなものです。

しかもそれぞれ特徴があるサークルではなく、同じような活動をするサークルばかりが増えているのです。

 

「テニスサークルが10ある」

こんなイメージですね。

 

そして各サークルがそれぞれメンバーを募集しているのです。

参加したいと考えている人からすれば、同じようなサークルが乱立していれば、それは悩みますよね。

 

「同じようなコミュニティが乱立している状態」

これが現在のFF14の世界なのです。

 

 

参加希望者が見ているポイント

前述のようにコミュニティが乱立している状態は参加希望者も一苦労です。

同じようなコミュニティがいくつもある中から選ばなければいけないわけですからね。

参加希望者はコミュニティを選ぶため・・・
つまり候補を絞るために、募集文から「そのコミュニティだけの特徴」を探そうとします。

ただ・・・残念ながらそのコミュニティだけが持つ特徴をアピールしているところはごく少数なのが現状です。

ほとんどのコミュニティの募集文は、どこも同じ内容です。

 

それゆえに、決め手に欠ける状態で「なんとなく」選んで参加する人が増えているように感じるのです。

 

 

コミュニティの乱立と募集の乱立は双方にとって不利益でしかない

同じようなコミュニティの乱立と、同じような募集の乱立は、募集者・参加希望者の双方にとって不利益でしかありません

募集者は同じようなコミュニティが増えることで、参加する人が分散してしまってメンバーの確保が難しくなります。

参加希望者は同じようなコミュニティばかりで選ぶのに苦労します。

 

結果的に人数を増やすことができず、解散するFCもあるという話も聞いています。

一人だけの問題であればいいのですが、参加してくれた他のメンバーにも迷惑がかかることになるので、そこは複雑なところです。

 

 

ちなみに私自身はと言いますと、現在PandemoniumサーバーでFCを運営している一人です。

 

メンバー数は200人とちょっと。

現在創設して8年目になります。

メンバー数も運営年数も、同じサーバー内ではトップクラスのはずです。

それに加えて、私たちのFCにしかない特徴を前面に出していますので、定期的に参加希望者が連絡をしてくれます。

 

加入してくれた方々に話を聞いてみると、

「所属していたFCが解散してしまった」

「同じようなFCばかりで選ぶのに苦労した」

「実際加入してみて合わないFCが多かった」

このような現状があることが分かりました。

 

今では「募集文だけでは特徴や雰囲気が分からないので、一定期間仮所属して{合う・合わない}を判断するのが当たり前」という風潮もあるようです。

 

これは2,3年前には見られなかった傾向です。

時代は変わっていくものですが、FF14というゲーム内においても、複雑さが増す方向に変化しているように感じています。

 

年齢も性別も多様な人がいるため、致し方ない面もあるかもしれません。

ですが、そんな中でも快適なコミュニケーションが楽しめるようになって欲しいと思いますし、できる範囲で努力していきたいとも思うのでした。

 

それでもゲーム内とはいえ、コミュニティの設立や運営は大変なことだという学びが得られるのは大きいかもしれません。

苦労を知った上で、それでも運営をやってみたいのか、もしくはメンバーの一人として楽しむほうがいいのかを選べば、その先はやりたいことができそうですね。

 

もしFF14プレイヤーの方がいれば、共感してもらえたら嬉しいです。

そしてFCをお探しの方がいましたら、ぜひ私たちのFCを訪ねてみてください。

それでは、また!

 

SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

最新情報をチェックしよう!