植物にはヒーリング効果や空気清浄効果があることは広く知られています。
積極的に日常に取り入れたいと思う人も多いはず。
ですが普段過ごす空間に植物を取り入れようと思っても簡単にはいかないものです。
今回はそんな植物を上手に日常空間に取り入れる方法をご紹介したいと思います。
植物を日常に取り入れる方法とは
前述のように植物を家に置くのは簡単ではありません。
水やりや剪定の手間もかかりますし、落ち葉の処理も必要になります。
肥料や土・虫の管理などもありますので抵抗がある人もいるでしょう。
マンシャンやアパートに住んでいる人はそもそも植える場所がないという現実もあったりします。
知識なしに1mを越えるような大きな植物を植えるのはなかなか厳しいのが現実と言えますね。
それでも生活に緑をとりいれたい・・・。
そういった方にもオススメなのが「観葉植物」なのです。
観葉植物の効果
冒頭でも書いたように、植物にはヒーリング効果や空気清浄効果があります。
その効果は庭に植えるような樹木であっても、室内の観葉植物であっても同じです。
ですが、植物の効果はそれだけにとどまりません。
仕事の成果においてもプラスの効果があることが検証で明らかになっています。
ノルウェーで行われた実験では、デスクの上に観葉植物を置いた従業員ほど主観的なストレスが低く、病気で会社を休む回数は少なく、仕事の生産性まで高い傾向が見られたのです。
別の実験では、観葉植物を前にしながら作業をした被験者は幸福度が47%アップし、作業の効率が38%も上がったそうです。
「書籍にて」
これはどんな植物でもあてはまるそうです。
植物の効果は大きいのですね。
オススメの観葉植物について
ネットを見れば、室内でも育てられるオススメの観葉植物はすぐに調べられます。
ここでは参考までにNASAが推奨する観葉植物をご紹介します。
・スパティフィラム
ベンゼンやトリクロロエチレンを吸収
・ポトス
ホルムアルデヒドを吸収
管理が楽
・セイヨウキヅタ
ホルムアルデヒドを吸収
・キク
ベンゼンとホルムアルデヒドを吸収
・ガーベラ
ベンゼンやトリクロロエチレンを吸収
・サンセベリア/サンスベリア
ホルムアルデヒドを吸収
・チャメドレア
ホルムアルデヒドを吸収
これらの観葉植物は大気中の有機化合物を吸収してくれるので、アレルギーや鼻炎などの症状が緩和される人もいるそうです。
一部、わずかながら毒性がある種類もありますので、そういった植物は子どもやペットがいる家庭では避けたほうがいいでしょう。
ホームセンターなどでポット売りされているものもありますので、小さい植物であれば気軽に購入して育てることができます。
土が苦手という人であれば、ハイドロカルチャーと言われる「土を使わず植物を育てる水耕栽培」を楽しむ方法もあります。
ホームセンターが近くにない人は、Amazonなどでも購入できます。
観葉植物を日常に取り入れるハードルはそこまで高くないでしょう。
ちなみに私の家にもサンセベリアのポットがあります。
手入れはいたって簡単。
1週間に1、2回水やりをするだけです。
仕事が忙しい一人暮らしの人でも問題なく手入れできますね。
仕事柄5m以上の植木を扱うこともありますが、120%管理の手間がかかります。
趣味の一環で植物を扱える人や専門の管理人がいる人以外にはあまりおすすめできないと感じています。
日常に緑を取り入れるならば、室内の小さな観葉植物で十分ですね。
生活に植物を取り入れたいと考えている人は参考にしてみてください。
それでは、また!