快適なネット環境を構築するためには、「どのプロバイダーを選ぶのか」ということが重要になってきます。
戸建ての場合は、プロバイダーもプランも自由に選ぶことができます。
選択を間違えなければある程度自分にあった環境をつくりあげることができるでしょう。
ただ・・・アパートやマンションなど集合住宅の場合は、あらかじめWi-Fiが接続されている場合もあります。
オーナーが当初から集合住宅用のプロバイダーと契約して「無料インターネット完備」を売りにしているケースもありますね。
そういった物件は入居後すぐにネットが使える便利さがあります。
ただしその反面、自分のイチオシのプロバイダーを選ぶ事ができないというもどかしさもあるのです。
オンライン対戦ゲームを楽しみたい人
メタバース技術を取り入れたい人
web上のコミュニケーションを充実させたい人
このような人は行動に制限がかかる可能性があるのです。
この記事では、集合住宅用インターネット回線「B-CUBIC」について、入居者目線から使った感想を書いてみました。
参考になれば幸いです。
B-CUBICとは
マンション・アパートなどの集合住宅の大家様専用の無料インターネット設備です。
物件の付加価値を高め、入居者様の要求に応えられます。
こう書くとオーナーだけが得したように見えますが、もちろん入居者側にもメリットがあります。
入居したその日から!
インターネットが24時間・完全無料で利用できるのです!
手軽にインターネットを利用したいユーザーにとっては魅力的な設備だと思います。
B-CUBICの回線速度について
B-CUBICは
回線1Gbps(ベストエフォート)
プロトコルIPv6配線
Cat6A(10Gbps対応)
こちらを採⽤しているそうです。
ただ、専門用語で言われても分かりづらいもの。
私自身が実際に使った状況で説明していきます。
結論:昼間の使用は問題なし。夜の使用は微妙かも
こちらが実際にB-CUBIC回線を使用した時のネット状況です。
昼間のネット速度は問題ありませんでした。
ネット検索や動画は問題なく楽しめますし、オンラインゲームもサクサクです。
ですが、夜のゴールデンタイムになると速度がガクッと落ちます。
致命的だったのはオンラインゲームです。
私は趣味でFF14というオンラインゲームをやっているのですが、ゴールデンタイムのゲーム中にけっこうな頻度で「ラグ(処理おくれ)」が発生しました。
複数人でチームを組んで遊ぶゲームなどでは、メンバーに迷惑をかけることにもなりかねないと感じましたね。
zoomなど大勢でオンラインコミュニケーションする場合なども影響がありそうです。
B-CUBICでネットを使う場合は、使い方や時間帯を考える必要があるかもしれません。
ちなみに、ネット検索や動画視聴は時間帯に関係なくそこまで影響がないように感じました。
ネットを使う用途が少ない方は問題なく楽しめそうです。
参考までに、同じ環境でソ○トバンク光を使用した時の回線状況は、ゴールデンタイムでもこんな感じです。
最速かと言われればそんなことはないと思いますが、オンラインゲームを楽しむには充分な速度だと思います。
2種類の回線を比較できた理由
今回このような検証ができたのは、住んでいるマンションに後付けでB-CUBICが導入されたからなのでした。
現在の住まいは、ソ○トバンク光とB-CUBICが両方使える状況です。
ただ・・・私の場合、今後使っていく回線はソ○トバンク光になりそうです。
その理由は、B-CUBICは前述のようにゴールデンタイムの速度がかなり厳しいことになるため、オンラインゲームに影響がでてしまうからです。
個人でプロバイダーと契約したネット回線なので、毎月の使用料を払う必要がありますが、そこは趣味が優先です。
「ネットワーク対戦ゲームでの使用を推奨しておりません」
と書かれています。
建物1棟全体と接続し、各部屋に分岐させる設備のため、高速処理が必要な作業には向かないのかもしれません。
というわけで、今回は無料インターネット設備「B-CUBIC」について書いてみました。
これから引越しを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、また!