一人暮らしの食費はどのくらい?節約の方法と食事を楽しむ考え方

こんにちは!しーけんです。

2月3月といえば、就職・進学で多くの人が一人暮らしを始める時期です。

 

あなたの食費は月いくらぐらいですか?

2万円ですか?3万円ですか?それ以上ですか?

 

私の食費を回答するにあたり、現在の私の生活環境と食費についてお伝えしようと思います。

:現在の生活環境について:

ミリマリスト生活 2年

食事メニューは固定3食

すべて自炊(仕事はリモート)

外食はほぼ無し

お菓子毎日食べる・お酒無し

 

この状況での直近3ヶ月の食費平均は、月12,722円です。

 

いかがでしょうか?

正直…この金額はみなさんよりかなり安いと思います。

ですが…極端に節約している訳でもなく、少量だけで我慢している訳でもありません。

普通に美味しく食べていますし、栄養バランスも考えています。

というわけで今回は、この費用でできる毎日の食生活と、費用を抑えるコツについて詳しく書いていきます。

これから一人暮らしを始める人の参考になれば嬉しいです。

 

 

一人暮らしの平均的な食費はどのくらい?

 

厚生労働省 統計局公表の「2020年度 家計調査 単身世帯」によると、一人暮らしの1ヶ月の食費平均は

約37,869円ということです。

みなさんの食費と比べてみてどうでしたか?

 

男女比で比べると

男性 42,165円

女性 34,850円

このようになっています。

女性のほうが食べる量が少ないので、食費も少なめなようですね。

 

私も最初37,869円という金額を見て「高いなー!」と感じました。

ですがよくよく見直してみると、ミニマリスト生活になる前の自分の食費は31,000円くらいでした。

その時のお昼はお弁当生活でした。

 

なので、お弁当やお惣菜を買っている生活ではこのぐらいになるんだなーと納得できたのでした

 

 

現在の私の食生活

 

朝  :プロテイン

早お昼:卵+納豆+白ごはん1杯弱+プロテイン

夜  :無水鍋+白ごはん

週の6日はこのメニューで固定しています。

メニューを固定することで必要な食材をまとめて買うことができます。

使わない食材も買わないようになるため、食品ロスもなくなるのです。

 

しーけん
これが食費を抑えるコツですね

 

詳しくは別の記事で解説しています。

 

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固定メニューと、その理由

朝プロテインだけなのには理由があります。

朝食にごはんやパンをがっつり食べると、血糖値が急激に上昇して眠くなります。

1日で最も集中できる時間帯である朝のパフォーマンスが大きく低下してしまうのです。

 

しーけん
ものすごく非効率です!

 

そもそも…肉体労働をしない人であれば、朝ばくばくと量を食べる必要もないのです。

朝は軽めにしておくことが、午前中のパフォーマンスを最大にするためのコツです。

 

そうはいっても、筋肉・骨・血液の材料になる重要な栄養素であるタンパク質は必須です。

 

お昼は早めで、納豆とたまごと少量のご飯を食べます。

納豆からはタンパク質食物繊維

たまごからはタンパク質などを摂ることができます

昼も少なめにする理由は午前中と同じで、昼ごはんに丼物やパスタ・うどんなどをがっつり食べると血糖値が急上昇

昼過ぎにものすごく眠くなるからです。

 

朝も昼も少量なので、日中小腹が空くこともあります。

そんなときはナッツです。小袋に入れて持参するか、会社に常備しておきましょう。

 

 

そして夕食では鶏肉・牛肉・魚などの肉類からタンパク質を補給すると共に、

大量の野菜から食物繊維各種ビタミンを摂ることができるのです。

 

気づいた方がいるかもしれませんが、このメニューではご飯やパンなどの「炭水化物」が一般の人よりかなり少ないと思います。

 

重視するべきは「炭水化物」ではなく「タンパク質」なのです。

私なりに栄養バランスを調べ、管理栄養士の方の本などを参考にして考えた結果、このような固定メニューにたどり着きました。

 

その結果、炭水化物が少なめなほうが健康にも仕事のパフォーマンスにもプラスになるということが分かったのです

 

注意点!

これは、20歳以上の成人かつデスクワーカーだけに適用する考え方だと思っています。

身体が成長途中の子どもや、肉体労働をしている人は、エネルギーとなる炭水化物をもっと食べる必要がありますので注意してください。

 

 

食料の買い物について

 

メニューを固定することで、どの食材がどの位必要なのか把握できるようになります。

そのため、食料の買い出しが週に1回だけで済むようになったのです。

10日に1回程度ドラッグストアで買い足すので、正確には週に1.3回くらいですかね。

買い物では加工食品やインスタント食品はほとんど買いません。

 

しーけん
3食自炊でメニュー固定の生活では必要ないのです

 

主に買うのは納豆や卵などの生の食べ物と、大量の野菜です。

野菜はあまり種類にこだわらず、旬のもの、美味しそうなものを買ってきます。

 

しーけん
田舎なので野菜が安いのです!

 

タンパク源はどうしているのかというと、通販の業務用冷凍食品を利用しています。

鶏モモ肉4kg

まぐろのトロ1kg

鮭切り身 1kg

牛サイコロ肉 1kg

豚肉バラ 2kg

 

こんな肉や魚をAmazonや楽天で買って、使う分だけ冷凍庫から取り出して鍋に入れているのです。

味にこだわりがなければ、業務用の冷凍食品はかなり便利です

家まで届けてくれるので持ち運びの手間もかかりませんし、都度の買い物も不要です。

同じ理由で、お米も通販で買うようにしています。

 

通販を上手に活用することで、重い食材や保存がきく食材を買う手間がなくなります。

保存がきくレトルトカレーやレンジでチンするご飯などを常備食品として通販でまとめて購入しておくのもいいですね。

 

しーけん
私も常備しつつ、たまに食べることはあります。

 

 

少ない買い出しで得られるメリットとは

1.買い物にかかる時間を有効に使えるようになる

 

買い出しに行くのは意外に手間と時間がかかります。

買うものを考える手間

店までの往復の手間

食材を選ぶ手間

レジに並ぶ手間

食材を袋につめる手間

買ってきた食材を冷蔵庫に入れる手間

 

これらの手間は少ないにこしたことはありません。

メニューを固定することで、これらの手間を大幅に減らすことができます。

 

2.余計な買い物をしなくなる

その日の弁当や惣菜を買う生活をしていると、

ついでにお菓子を買ったり、新商品のスイーツを買ったりと「ちょい足し」の買い物がでてきます。

買い物に行く回数を減らすことができれば、これらの「ちょい足し」の買い物がなくなるのです。

この費用が積み重なると、食費が高くなる大きな要因になり得るのです。

 

美味しいものを見たら買いたくなるのは人間の本能です。

見ないことが最大の節約になるのです。

 

 

美味しさをより追求するようになった

 

メニューを固定してからのほうが、シンプルな味付けを工夫するようになり、美味しさを実感するようになりました。

毎日鍋を食べると言っても、味付けは日によって少しずつ変えています

白だしを使う

キムチを入れる

にんにくを多めにする

カレーパウダーを入れる

かつおぶしを入れる

野菜昆布を入れる

 

いろいろ味付けを工夫することで毎日の食事が楽しくなり、飽きずに続けられるのです。

個人的には、弁当や惣菜も食べていた頃よりも食事を楽しんでいると思っています。

 

料理で重視することは、人によってバラバラ。

私にとっては「毎日少しずつ味を変えること」だけで食事お楽しむことができたのです。

 

 

燃えるゴミに占めるパッケージの割合はどのくらい?

 

3食自炊でインスタント食品もあまり食べない生活をしていると、捨てるゴミの中身も変わってきます。

あなたが燃えるゴミの日に出すゴミはどんなものが多いでしょうか?

 

肉や魚の入っていたプラスチックの容器や弁当の空箱、カップメンの容器、惣菜の容器などが多い人もいるでしょう。

3食自炊になると、パッケージ(プラスチック容器)のゴミがかなり少なくなるのです。

調理済のものを買うことが多い人は、パッケージゴミが多くなるのです。

 

一度、捨てる前のゴミ袋の中身を見てみてください。

自分の生活スタイルがわかってきますよ。

 

 

さいごに。人との比較ではなく、自分で楽しいと思える方法を見つけよう

 

今回は、私の毎日の食生活と食費を押さえるコツについて書いてみました。

・一人暮らしの1ヶ月の食費平均は約37,869円

・メニューを固定することで食費を抑えることができる

・朝は軽めのほうが午前中のパフォーマンスが上がる

・昼も少なめにして午後の眠気を防止する

・小腹が空いたらナッツが便利

・夜は肉と野菜でタンパク質と食物繊維・各種ビタミンを補給

・買い物は生ものと野菜を一週間分まとめて購入

・肉・魚・米・常備食品は通販を利用

・買い物の機会を減らして「ちょい買い足し」を防止

・毎日の鍋の味付けを少しずつ変えて食事を楽しむようになった

・3食自炊することでパッケージゴミが少なくなる

 

おそらく私のように毎日同じ食事でいいと考える人はほとんどいないと思います。

周りの人に言ったらドン引きされるかもしれません。

ですが…毎日違うメニューを食べる生活が正しい訳でもないのです。

 

大切なのは「自分で楽しいと思えるかどうか」です。

 

どんなに美味しい食生活でも、自分の健康を悪化させていては意味がありません。

栄養バランスがとれた食事を楽しむことが一番なのです。

出社して働いている人であっても、

お昼を弁当にする・ご飯だけでも自炊する

こんな工夫で食費を下げることは充分に可能です。

できる範囲で食生活の改善を意識してみましょう。

 

今回の記事が、あなたの健康で楽しい食事のきっかけになれば嬉しいです。

それでは、また!

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