こんにちは!しーけんです。
今は分からないことはネットで調べればすぐに答えがでてきます。
便利になった反面、私たちの「ある能力」の低下をひきおこしていると感じています。
✅仕事で文章を作成するとき
✅レポートを作成するとき
思ったように文章にすることができずに、苦労した経験があるのではないでしょうか。
今回はこの内容について深掘りしてみました。
みなさんの文章に向き合う考え方の参考になれば嬉しいです
ネットアンケートから見る文章力の問題
2020年の記事ですが、PR TIMESさんにこのような記事が掲載されていました。
株式会社立命のプレスリリース(2020年9月18日 11時00分)【子どもの文章力が不安!】6割以上の父親が子どもの文章…
子どもの文章力に不安を抱いている父親が増えているようです。
記事を要約しますと…
・子どもの文章に不安がある 62.4%
・対策はしていない/やり方が分からない 85.6%
・文章力、表現力で困った経験がある 52.1%
このような結果が出ていました。
子どもや自分の文章力・表現力に不安がある人が半分以上を占めています。
それを自覚しているにもかかわらず、対策はできていないのが現状のようですね。
文章力が低下している原因とは
文章力が低下している原因は様々な要因が考えられます。
そのなかでも主な要因として次の2つが挙げられると私は考えています。
ひとつは「LINEやTwitterの普及」
もうひとつは「Web上の文章ばかり見るようになったから」です。
LINEやTwitterは「文章力」はいらない
40代までの人であれば、当たり前にLINEやTwitterを使いこなしている人が多いでしょう。
LINEやTwitterでは長文は必要ありません。
単語でいいのです。
必要なのは長い文章ではなく、投稿回数(ラリー)。
何回も交互に投稿(ラリー)することで意思疎通しているのです。

日常のコミュニケーションで文章を使う機会が減っているため、文章力がどんどん低下しているのです。
Web上の文章は「読解力」がいらない
何か調べたくてwebで検索してヒットする文章記事というのは、ある特徴を持っています。
最初に結論がまとめられていて、
専門用語を使わずに書かれており、
分かりやすい図解がついている。
その結果、文章を読み解く力がなくても内容がスラスラ頭に入ってくるのです。
わたしたちは大満足。
と同時に、読解力がどんどん低下していくのです。
読解しなくてもいい便利さを覚えれば、私たちはどんどん「受け身」になります。
✅難しい文章や新聞を読まなくなります。
✅わざわざ本を読むこともなくなります。
その先にあるのは、
「読解力」がないから、読もうと思っても読めない。
「文章力」がないから、書こうと思っても書けない問題です。
文章力・読解力に不安があっても対策ができない理由は、便利な状態に慣れすぎているせいなのかもしれませんね。
Web上の文章の評価基準とは
Web上の文章の良し悪しを評価しているのはGoogleです。
検索で上位表示されるためには、Googleに評価してもらう必要があります。
Googleが評価する文章というのは、前述のように
「分かりやすく、読みやすく、役に立つ文章」です。
論文のような堅い書き方の文章や箇条書きで要点だけしか書かれていない記事は、残念ながら上位には表示されないのです。

Googleの評価基準のことを専門用語では、SEOを理解して記事を改善していく必要があると言います。
SEOとは(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)と言われる方法です。
ざっくり言えば、自分の記事を訪れる人を増やすための方法ですね。
そのために、あらゆる工夫をしなければいけないのです。
・事前の準備が最重要
・タイトルを工夫する
・キーワードを選ぶ
・検索意図を理解する
・読みやすい文章の型を使う
・太字・色・画像を使う
・ドメインパワーをあげる
などです。
文章力・読解力をあげるためにできること
最終的に文書力をあげるためには、まず「読解力」をあげる必要があるでしょう。
読解力をあげるためには、やはり「読書」です。
前述のように、web上の文章を読むだけでは読解力はつきません。
小説でもいいので、本を読むことから始めましょう。
文章を読む習慣がつけば、「要点を読み取る力」「文章を読む経験値」「文章を真似する力」も身につきます。
その次は実践。
文章を書くことです。
思いつくままに文章を書いても、ほとんどの人の記事はあまり読まれません。
文章を書くことに慣れていない人は、物語的(気持ちや感想や出来事)を書いた「だけ」の文章になりがちだからです。
そのために必要なもの…
それは「事前の準備」です。
書籍を読む・アンケート・現地調査・経験・学習
(調査力・情報収集力)
知ってほしい・行動してほしい・返事がほしいなど。読者にどうしてほしいのか
(伝達力・表現力)
ターゲット読者(ペルソナ)を想定
(言葉の選び方・伝え方)
文章・SNS・画像・動画など
(表現力・トレンド調査)
読んでもらえる記事を書くためには、このような準備をする必要があり、それに関連する能力をフル活用する必要があります。
これらの準備が整った上で、記事にまとめるときに「文章力」の出番になるのです。
したがって、文章力をあげるためには「読んでもらえる文章を書くこと」を意識しましょう。
そうすることで文章力を鍛えられます。
それだけでなく、多くの能力を鍛えることができるのです。
文章を書くためには、noteのサービスを活用することをオススメします。
文章を書くのが簡単にできるのが特徴です。
利用者数は2021年4月の時点で380万人いると言われています。

文章を継続して書く習慣を身につけるのは大変です。
自己流では限界があるので、指導してくれる人がいればベストですね。
noteでは頑張りが「スキ」や「ビュー数」で可視化されるので、モチベーションアップにもつながります。
まとめ。文章力はどんな仕事でも使える最強のスキル
今回は「文章力の低下」問題について自分の考え方を書いてみました。
・子どもや自分の文章力・表現力に不安がある人が多いが、対策はできていない
・LINEやTwitterの普及で文章力が低下している
・Web上の文章ばかりを読むようになり読解力が低下している
・現行のGoogleの評価基準により、分かりやすい記事ばかりが見つかるようになっている
・SEOを理解しなければ上位に表示されない
・読書で「読解力」を、noteで「文章力」を上げることを意識しよう
・読まれる記事を書くことを意識すると、文章力以外の能力も鍛えることができる
文章力は、どんな仕事でも使える最強のスキルです。
鍛えておけば、必ず自分の資産になります。
小説やエッセイを書くのであれば感性や才能が必要になるかもしれません。
ですが、ビジネスライティングであれば誰でも可能です。
ぜひ、文章を書くことに前向きにチャレンジしてみましょう。
今回の記事が、文章に対する考え方のヒントになればうれしいです。
それでは、また!
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