こんにちは!しーけんです。
パワーナップという言葉を聞いたことがありますか?
「積極的仮眠」と訳されている仮眠法です。
昼間に短時間仮眠を取ることで、認知能力や注意力がアップするということが実験で証明されているのです。
眠気と戦いながら仕事をするより、はるかに仕事の効率は上がると思います。
今回は、私の経験も踏まえた上で、日中の仮眠の重要性と、パワーナップのやり方を解説したいと思います。
あなたのパフォーマンスの向上や、日々の充実につながれば幸いです。
パワーナップ(積極的仮眠)のすすめ
断言してもいいですが、日中に何も手に付かないほどの眠気に襲われた経験が、誰でも一度はあると思います。
軽く運動してみるとか、コーヒーを飲むとかは・・あまり効果がありません。
パソコンを使っているときに、動作が遅くなったとき・フリーズしたときは、再起動しますよね。
人間も同じように、一旦リセットするほうが間違いなく効率が良くなるのです。
最先端のパソコンでも動作不良があるので、それよりもポンコツな人間なら休憩やリセットが必要なのは当たり前です。
パワーナップの効果は、NASAが実証している
パワーナップの効果に以前から注目していたのがNASAです。
NASAの研究では、昼に26分間の仮眠で、認知能力が34%、注意力は54%も向上したそうです。
でも、そんな大々的な研究成果を聞かなくても、ほとんどの人は身に覚えがありますよね。
眠気と戦いながら作業しても、頭がハッキリしてくるまで2~3時間かかることもあると思います。
仮眠をとったほうがいいのは、誰もが納得しているはずです。
でも、誰も言い出さない・提案しない・認めない会社が多いのが日本の現状なのでしょう。
不安に連動して、眠気がくることもある
日中の午後に眠気がくるのは誰でも経験があると思います。
個人的には、それ以外に眠気におそわれる別の要因があります。
それは・・「悩んだときと、不安になったとき」です。
いやな内容の電話やメールを見たとき、やっかいな仕事が来たとき・・
そんな時に急に眠くなることがあります。
こんな時も、仮眠をとるのが効果的でした。
仮眠をとっても問題が解決する訳では無いのですが、あれこれ考えてパニックなっていた頭の中が整理されて冷静になれるような気がしたのです。
今はある程度慣れてきましたが、以前は高確率で眠気に襲われていました。
人によっては、露骨に感情を出す、焦ってますアピールをするなどして、不安に対処する場合があります。
内向的な性格の人は、不安や悩みを自分の中だけで処理しようとするため、眠気が出やすいかもしれません。
仮眠をとりやすい環境・とりにくい環境について
堂々と仮眠をとることができる環境にいる方は、なかなかいないでしょう。
私の場合は、現場周りの仕事のときは、移動の途中で仮眠をとることができました。
営業・監督などの移動が多い仕事だと、仮眠がとりやすいと思います。
逆に、みんなで席を並べるデスクワーク中心の職場は、仮眠はとりずらい環境だと思います。
堂々と寝るわけにもいきませんし・・。
私もデスクワーク時代は、無駄に階段を上り下りする、トイレでこっそり休憩するなどして、眠気と戦っていました。
そして時は流れ・・・
昨年からの外出自粛の影響をうけて、リモートワークが可能になると、堂々と眠ることができる環境になりました!
監視されている訳では無いので、15分程度寝ていても影響はありません。
パワーナップのやり方・「起きられない」を防止する方法
横にならない
・横になって寝ないようにする(座ったまま寝る)
・20分以上眠らない
この2点に注意が必要です。
長すぎる昼寝は、逆に寝起きが悪くなり、仕事に悪影響がでます。
アラームをセットする
20分で確実に起きるために、アラームは2つセットしています。
一つは、15分タイマーのアラーム。
もう一つは、20分後の目覚まし(スムーズ機能付)
「昼寝したら起きられない・・・」という人もいるので、アラームは絶対に2つ設定しましょう。
短時間で起きれば、午後の活動に集中することができます。
さいごに。睡眠不足は莫大な経済損失
睡眠不足による国内の経済損失は年間3兆5000億円とも言われています。
ウイルスの影響で、まだまだ先の見えない不安な日々が続いています。
そんな状況なので、日中の仮眠ができるように会社側も配慮してくれることが望ましいと思います。
特に日本人は睡眠時間が少ないですからね。
とくに10代~20代でかかりやすいそうです。
不安な方は病院で診察してもらいましょう。
睡眠の問題は生きているかぎり、常についてきます。
日中の充実のためにも、まずはパワーナップを意識してみましょう!
あなたの生活がより楽しいものになれば幸いです。
夜の睡眠の重要性については、こちらの記事で解説しています。
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それでは、また!