これからの時代を生きる”ミライの武器”のつくり方

昨日のことを少しだけ思い出してみてください。

昨日という日を乗り越えるために、

今日という日につなげるために、

どんなことを我慢してきましたか?

辛いと思ったことを、いくつこなしてきましたか?

技術は、「辛いこと・我慢すること」から私たちを解放してくれるのです。

 

こんにちは!しーけんです。

私たちの毎日には、ドラマのような印象的なシーンなどほとんどありません。

単調な毎日の繰り返しです。

そして、多くの「やらなければいけないこと、我慢してやること、辛いこと」をこなしていかなければいけません。

そうは言っても、技術の発展により「我慢してやること、辛いこと」はどんどん減ってきています

言い方を変えると「我慢してやること、辛いこと」は減らせるのです。

でも、この事実に気づいていない人が多いんですよね。

 

今回は、書籍『ミライの武器 「夢中になれる」を見つける』を参考にして、

これからの時代を生きやすくする思考について書いてみました。

参考になれば嬉しいです。

 

 

不便や辛さからの解放

技術の発展は、私たちに様々な恩恵をもたらしてくれています。

 

・洗濯機は「洗濯」という労働から人々を解放してくれました

・食洗機は「皿洗い」という労働から人々を解放してくれています

・眼鏡をかけることで「遠くが見えない・近くが見えない」という問題を解決することができます

 

Amazonや楽天などのネットショッピングの普及により、田舎に住んでいる人でも気軽に欲しいものが手に入るようになっています。

「技術は自由のために」

特に日本では、街の中心部に住まなければならない理由というのが、減っていると言えるでしょう。

 

 

我慢や辛いことをしなくてもいい選択肢が選べる

例えば…人と話すのが苦手・年上や上司部下などといった「立場の違い」から生じる気遣いの強要。

こういった考え方や振る舞いで苦しむ人もいると思います。

そんな人たちの辛さを解放する手段として挙げられるのが、オンラインの世界です。

 

匿名のオンラインの世界では年齢も、社会的立場もまったく関係ない。

よって、相手が目上の人かどうかを判断する必要がない。

書籍より

 

現実の人間関係で疲弊している人でも、オンラインの世界では適応できるのかもしれません。

オンライン上でのコミュニケーションをしたことがない人がいる・抵抗がある人がいるのは、技術がまだ発展途中だからなのです。

 

AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、メタバース(もうひとつの世界)などの技術は、今後確実に発展していきます。

いずれオンラインが主流になる時代がくるかもしれません。

 

ちなみに、ゲーム領域はオンライン交流が主流です。

私が日課にしているファイナルファンタジーXIVもゲーム内にコミュニティが存在し、毎日のようにわちゃわちゃと交流しています。

当然ですが、ゲーム内では年齢も、性別も、社会的立場も関係ありません。

ゲームを楽しみたいという気持ちが全てです。

余計な要素がないため、現実世界のようなしがらみや煩わしさなど無しに、快適に過ごせるのかもしれません。

しーけん
ちなみにオンラインでは「地域ネタ」がけっこう盛り上がったりもします

 

 

技術の発展を自覚した先にあるもの

技術の発展が我慢や辛さを減らすことにつながる

この事実を自覚すると、考え方を変えることができます。

 

例えば、車椅子

車椅子と聞けば、脚が不自由な人が使う医療用器具と考える人が多いと思います。

事実その通りです。

脚が不自由な人でも自由に移動できるものとして車椅子が使われています。

ですが、ちょっとした段差でも乗り越えるのが大変。階段の登り降りができない。

などの現実問題があります。

 

車椅子は、障害者を「困っていない」状態にできているかというと、そんな気はしない。

まだ「発明が足りていない」といえる。

書籍より

 

車椅子の生活は不便」と悲観するのではなく、「発展途上でこれからもっと便利になる」と考えることができるのです。

発展を促すのは、車椅子ユーザーの意見かもしれませんし、技術者のひらめきかもしれません。

眼鏡をかけることで

「遠くが見えない・近くが見えない」という「困ったこと」を解消することができています。

それだけでなく、おしゃれアイテムとして「かけてみたい」という人もいるほどの人気になっています。

 

車椅子が進化発展した未来には、カッコイイから乗ってみたいという人が出るのかもしれません。

 

 

ミライへつながる考え方

今回紹介する書籍『ミライの武器 「夢中になれる」を見つける』には、障害を持った人からの学びについても書かれています。

その一人である番田さんという人物。

4歳で頸髄損傷という重度障害を負い、首から下はまったく動かせなくなってしまった人です。

20年間病院で何もできないまま過ごしていましたが、番田さんは生きること・やりたいことをまったく諦めていませんでした。

 

“誰か一緒に想いのカタチをつくりませんか”

あごを使ってパソコンを操作し、6000人以上にメッセージを送っていたそうです。

 

「このままでは無駄に死んでしまう。こんな身体だからこそなにか生きた意味を残したい」

書籍より

こんな強烈な気持ちを持つことができているでしょうか。

生きることに本気になれているでしょうか。

 

健康であること・仕事ができることは、あたりまえのこととして与えられているものではないのです。

今生きていることに感謝しなければいけない。と思い出させられるメッセージがありました。

 

 

まとめ。逆転の発想力こそ自分の武器になる

今回は『ミライの武器 「夢中になれる」を見つける』を参考にこれからの時代を生きやすくする思考について書いてみました。

 

技術の発展の先にあるのは「可能性」です。

現状や常識に囚われずに、常に逆の発想をすることを意識してみましょう。

歩きスマホが危ない」という考え方が常識になっています。

多くの人は「歩きスマホはよくない」という考え方に納得しています。

・・・が、別の発想もあります。

 

だったら安全な、歩きスマホを考えればいい。

書籍より

歩きスマホが危ない」のではなく、「歩きながらスマホを見る技術が発展途上」なのかもしれません。

 

私たちは、歩く何倍何十倍ものスピードが出る「自動車」を運転しています。

車の運転中は前を見るだけでなく、両サイド、ルームミラー、サイドミラー、カーナビなど様々なものを見ながら判断しています。

これだけ複雑な動きができるのが人間です。

歩きながらスマホを見ることも、技術が発展すれば充分に可能になるでしょう。

 

規則や法律は「従来の技術」をもとにしてつくられています。

技術の発展は、それまでの常識やルールを変える力があるのです。

そのことを意識していきたいですね。

 

今回の記事は、こちらの書籍を参考にさせていただきました。

 

それでは、また!

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