時代の変化に対応して、自分らしく生きていくために

変化の激しい時代においては、立ち止まっているだけ・現状維持しているだけでは取り残されてしまいます。

先の予測が難しい時代を生きるためには、何が必要になるのでしょうか。

この記事ではこれからの時代を生きるための考え方について書いてみました。

 

こんにちは!しーけんです。

現代は不確実性が高く将来の予測が困難な時代と言われています。

 

「Volatility(変動性)」

「Uncertainty(不確実性)」

「Complexity(複雑性)」

「Ambiguity(曖昧性)」

これらの頭文字を取って、VUCAと呼ばれています。

VUCAの時代で生きるためには、「変化に対応し、自分も変わっていくこと」が求められるのです。

今回は、社会の変化とそれに対応していく生き方について書いてみました。

 

 

かつてないパンデミックを乗り越える

近年、私たちが変わるきっかけになった大きな出来事といえば、新型コロナウイルスによるパンデミックが挙げられます。

全世界で猛威をふるった災害でしたが、最も警戒すべき状況は乗り越えて、ある程度自由な生活が送れるようになりました。

大きな痛手を負ったものの、私たちはパンデミックに対応し、変化することができたのです。

 

パンデミックをきっかけにして、電子化・オンライン化・非対面コミュニケーションが急速に普及しました。

 

 

一度変化した生活は、元には戻らない

テクノロジーの発展によって変化した生活は、元には戻らないのです。

webミーティング・zoom会議が主流になった現在で、「対面の会議のほうがよかったなぁ~」と嘆いても意味がありません。

便利さを知ってしまったら、元に戻ることなど考えられないのです。

 

また、電子書籍が普及した影響で「紙の本が売れなくなった…」と悲しんでもしかたありません。

人は便利さや手軽さに流れていくのです。

それに…紙の本のライバルは電子書籍ではなく、動画やSNS・ブログなどのデジタルコンテンツと言われていますからね。

 

趣味やファッションといったものであれば、昔の流行が再び復活することもあります。

ですがテクノロジーの進化による生活の変化は一方通行であって、逆行することはないのです。

 

 

変化の激しい時代で生きるためには

変化を否定していては、これからの時代に適応することはできません。

 

「物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で、すばやく動くこと」

書籍より

これが、この先の時代を生きるために必要な考え方なのです。

柔軟で・素早くというのがポイントですね。

 

問題を複雑にしすぎないこと。

恐ろしいことばかり考えて我を失ってはいけない。

 

小さな変化に気づくこと。

そうすれば、やがて訪れる大きな変化にうまく備えることができる。

 

変化に早く対応すること。

遅れれば、適応できなくなるかもしれない。

書籍より

 

人には現状維持バイアスというものがあり、周りが変化しても自分を一定に保とうとするはたらきがあります。

特に日本人は、変化や挑戦に対してものすごく臆病なのです。

最大の障害は、変化を恐れる自分自身にあるのかもしれません。

 

 

まとめ。観察すること・考えることから始めよう

今回は、一冊の書籍を参考にして「変化に対応し、自分も変わっていくこと」について書いてみました。

変化に追いつくためには「観察すること・考えること」を意識してみましょう。

注意深く観察することで、日常の何気ない状況における小さな変化を察知することができます。

そして、大きな変化が起こった場合を想定して考えることで、変化が起きたときに柔軟に対応できるようになります。

 

思考停止で指示待ち人間になっているだけでは、これから先の時代の変化に対応することは難しいでしょう。

自分らしく生きていくためにも、変化していくことが必要になるのです。

 

この記事を書くにあたって、こちらの書籍を参考にさせていただきました。

 

突然なくなってしまったチーズを巡って、2匹のネズミと2人の小人がそれぞれ違った行動をしていく物語です。

この本で書かれているチーズとは、実際には皆さんにとって「大切なもの・かけがえのないもの」を表わしています。

生き方の参考になると思います。

ページ数も比較的少ないので、興味があればぜひ読んでみてください。

 

それでは、また!

 

 


混迷の時代に参考になる生き方について

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