働く意味・生きる意味が分からない…という人に伝えたいこと

こんにちは!しーけんです。

 

「あなたは何のために働くのですか?」

「あなたは何のために生きているのですか?」

この質問に明確な答えを出せる人はどのくらいいるのでしょうか?

 

今回は、「働く意味・生きる意味」という根源的な問いについて、私が納得したひとつの答えを書いてみました。

生きる意味を見失っていた当時の自分が、生きる意味を見出して現在に至るまで貫いている考え方になります

 

 

私はこの本から、生き方に対する答えにたどり着くことができました。

特別な才能も経験もなく、信頼できる人もいないという人でも参考になるはずです。

 

・コロナ影響化で働く目的を見失ってしまった方

・社会に出て現実を知り、働く意味が分からなくなった方

・毎日なんとなく生きている方

 

こんな方の人生を変えるきっかけになればと思います。

あなたのこれからの人生が少しでも明るくなれば幸いです。

 

 

人はなぜ働くのか?その4つの理由

人はなぜ働くのか」その問いに対する答えは、

 

自分を成長させるため・魂を磨くため」だと考えています。

その理由を、以下4つの点から説明いたします。

 

1.仕事をすることで良い人間になることができる

仕事をするということは、1日8時間なりの時間を、誰かのため・何かのために使うということです。

仕事をすることで誰かのために貢献することになります

働く日々の積み重ねが、無意識のうちに成長させてくれるとも言えますね。

 

 

2.仕事をしていると、悪から離れることができる

ほうっておけば、私たちは際限なく財産や地位や名誉をほしがり、快楽におぼれかねない存在です。

スマホを見ながらゴロゴロしたい・酒を飲みたい・昼寝したいなどの煩悩は誰でも持つでしょう。

仕事をすることで、そういった衝動から距離を置くことができます。

 

 

3.社会との関わりを持つため

人間は社会的な生き物です。

自分一人だけでは生きていけません。

働くことで、職場の同僚や上司・お客様と関わることになります。

仕事で人間関係をつくることで生きていく支えにしているのです

人間は怠惰な生き物なので、仕事という強制力を持たない場合、生活が困難になる人で溢れることになりかねないのです。

 

 

4.社会で生きやすくなる

定職を持っているという人は、それだけでニートやフリーターと呼ばれる方よりも世間一般の評価が高くなります。

無職だとローンの審査に通らないこともあります。

フリーターと言うだけで下に見られることもあります。

働いている社会人というだけで、今の世の中では生きやすくなるのです。

 

人には承認欲求があります。

認められるための一番有効な方法が、誰かのために貢献した時、そして結果を出した時だと思うのです。

 

仕事に真剣に向き合うことが承認欲求を満足させることにもなり得るのです。

 

 

生きるためにお金が必要なのは事実。注意したいのは稼ぐための考え方

だがしかし・・・

なぜ働くのか、と聞かれたら、90%以上の方が

生きるためにお金が必要だから

と回答すると思います。

 

もちろんそれも正解です。

しーけん
生きていくのにはお金が必要なのです!

 

ですが、ちょっとお待ちください。

お金を稼ぐのはいいのですが、問題はその「稼ぐための考え方」です。

稼ぐこと自体が目的であれば、誰もが楽して稼ぐことしか考えないようになります。

そうなった場合、犯罪まがいの方法でお金を稼ぐ人で溢れてしまいます。

でも実際はそうなっていませんよね。

 

多くの人の望みは、

「出世してお金を稼ぐこと」

「正しくお金を稼いで有名になること」

「自由に生きるためにお金を稼ぐこと」

 

つまり、多くの人はお金を稼ぐだけでなく、地位や名誉・自由を得たいと思っているのです。

こう考えたときに、稲盛和夫さんの人生の法則に納得することができたのです。

 

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

 

能力が高くても、熱意・やる気がない人は結果が伴いません。

逆に学歴が低くても熱意が高ければ、高学歴の人を追い抜くこともできるのです。

そして・・・重要なことは、考え方の項目はマイナス要素もあるという点です。

 

例えば「お金稼ぐことが目的」になってしまうと、考え方の項目がマイナスになってしまうケースがあります。

そうなると、人生の結果もマイナスです。。

 

有名な経営者の方が不正に金銭を受け取って逮捕された・・というニュースを見たことがあると思います。

まさに考え方がマイナスのパターンですね。

 

正しい行動でお金を稼がないと人生は豊かにならないのです。

稼ぐことよりも、正しく考えることのほうが大切だということを忘れないで下さい。

 

 

お金を稼ぐことだけが幸せではない理由

お金を稼げば幸せになれるのかというと、必ずしもそうではありません。

その理由を2つの事例から説明します。

 

1.日本の幸福度の低さ

国連が発表した「世界幸福度ランキング」2021年版によりますと、日本の幸福度は56位という結果がでています。

特に、「自由度」と「寛容さ」の数値が上位国に比べて低い傾向があります。

 

 

2.日本の若者の自殺率の高さ

WHOの報告書によりますと、日本の若い世代の死因1位が自殺となっています。

これは先進国(G7)のなかでは日本のみです。

 

幸福度が低く、若者の自殺が多い。

これが、GDP(国内総生産)世界第3位の国の実体です。

 

日本という恵まれた国であっても、世界的に見れば幸せな生き方ができていないのが現実です。

国内でも経済の格差はもちろんあります。

ですが、全体的に幸福度が低いのは、全ての国民が疲弊しているからだと思うのです。

 

日本は便利で細かいサービスが行き届いた国です。

私にはそのサービスが、誰かの犠牲の上で成り立っているように感じられるのです。

そんな国では幸せになれるのか、疑問に思ってしまうところがあります。

 

 

この本をすすめる理由とは

初版が出版されたのが2004年になります。

出版から17年経った今でも、私はこの本を強くオススメしたいと思います。

 

ビジネススキルやテクノロジーに関しては、最新の知識を得ることが重要になるでしょう。

ですが、考え方や哲学は時代が流れても不変のものだからです。

ニーチェ・パスカル・孔子などの思想が現代でも使われるのは今の時代でも通用する考え方だからなのです。

 

昨年からのコロナによる影響でわたしたちの生活は一変しました。

この状況を乗り切るオススメの方法は、ネットや本にも書かれていません。

あらゆることにおいて外に答えを求めていた人達は、不安や孤独に悩むことになったと思います。

 

答えのない状況では、自分自身の根本にある考え方・生き方に従って進んでいくしかないのです。

 

 

さいごに。人生を思い通りにするのは考え方次第

今回は「生き方」という本を参考に、私なりの働く意味について書いてみました。

・働く意味とは「自分を成長させるため・魂を磨くため」

・稼ぐための考え方がマイナスになると、結果もマイナスになってしまう

・17年前のこの本をすすめる理由

 

世の中のことは思うようにならない。

そう考えている人は、そのとおりの結果を呼び寄せているだけのことなのです。

 

求めたものだけが手に入るのがこの世の中です。

あなたの心の持ち方や求めるものが、そのままあなたの人生を現実に形づくっていくのです。

 

日本では道徳・哲学などの教育が疎かにされているような気がします。

学校でも教えていないため、親世代も知りません。

教えてもらう機会がないため、自分自身で学ぶしかないのです。

 

働くこと・生きることに意味を見出せない若い方が増えてきている背景には、

生き方・働き方を学ばなかったからというのが大きいと思うのです。

 

この記事がみなさんの人生を前向きにするきっかけになることを願います!

それでは、また!

 

:参考記事:
生きる意味・人生の目的について

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