こんにちは!しーけんです。
衣食住足りた生活をしている私たちにとって、最も切実な欲求は何でしょうか・・?
それは・・認められたい(認めてほしい)という「承認欲求」です。
承認欲求とは、
・SNSのいいね
・youtubeの高評価
・仕事での電話・メール
さまざまな情報が溢れている現代、私たちは多くの情報に反応し、その様子をみて一喜一憂しています。
それらの反応は、本当に必要なことでしょうか・・?
今回は、承認欲求について考えさせられた本を参考に、欲求に左右されない生き方について書いてみました。
あなたのこれからの生き方の参考になれば幸いです。
心とは求めつづけるもの。それゆえに渇きつづけるもの
大切なのは、「その心の在り方を受け入れること」だと説いたのが、
古代インドの賢者”目覚めた人”ブッダです。
そのことをまず理解することが大事になります。
自分の気持ちとその仕組みを理解すると、心が落ち着く
「他人の小さなことが目について、不満を感じてしまう」
という悩みの正体は、「もっと自分を認めてほしい!」という承認欲求だったりします。
本文では、このように書かれています。
この気持ちを理解して、「わたしには承認欲があるのだ」
と受け入れることが大切です。
他人から認められたい気持ちになったときに、
「それが、一体、何の意味があるのだ」
と冷静に考えることができるようになるのです。
他人との比較ではなく、「自分がどうしたいか」を考えることが重要なのですね。
学校は、教師・親・子ども達それぞれが承認欲求を満たすために競争している場所
教師は、子どもの成績が上がれば評価されるようになります。
そのためテストでいい点数を取ってもらえるような教え方をします。
親は、子どもの成績がよければ自尊心(承認欲)を満たすことができます。
子ども達は、テストでいい点数をとると褒められることに存在価値を見出し、勝利にこだわるようになります。
本文中でも書かれていますが、学校とは本来「知的能力を身につける場所」です。
そのため、点数で一喜一憂するよりも、他に考えなければならないことがあるはずなのです。
現在の学校は、際限のない承認欲求を満たそうとする大人で構成されています。
当然ながら、子ども達も影響されてしまうのです。
競争社会を生きるためには、勝ち負け以外の別の価値観を持って生きることが大切
勝ち負けや優劣を競わせる社会の情報や価値観は、厳密に言えば”妄想“でしかありません。
自分の反応、今の心の状態に気づくことが、現代の競争社会を生きる上で大切なのです。
必要なのは、慈・悲・喜・捨の心がけです。
慈・悲・喜は・・
捨は・・
この心がけを忘れないことで、幸せに生きること・競争に苦しまないで生きることが可能になるのです。
周りの人の意見に流されず、常に自分自身で考えることが大切になるのですね。
さいごに。自分の人生を”信頼”できるようになろう
今回は、本を参考に、承認欲求について私の考えを書いてみました。
・心とは求めつづけるもの。承認欲求も満たされることが無い
・自分に承認欲があることを認めると、心が落ち着く
・学校は承認欲求を満たすために競争している場所になっている
・競争社会を生き抜くには、慈・悲・喜・捨の心がけが大切
人生では、思い通りにいかない現実が多々あります。
全てに反応していては、執着と悩みの連鎖から抜け出すことができません。
自分自身の中に芯を持つと、目指すべき生き方が確立できるようになるでしょう。
「この道を歩んでいけばいい。きっと”納得”にたどり着ける」
今回参考にさせていただいた本はこちらになります。
著者は、草薙 龍瞬さん。仏教の僧侶の方です。
2500年前の聖人の叡智が詰まっている本だと思いました。
それでは、また!