こんにちは!しーけんです。
今回は、私が考える「生き方と芸術」について、書いてみました。
参考にさせて頂いたのは、岡本太郎さんの本「自分の中に毒を持て」になります。
みなさんは、現代版「三権分立」の項目を知っていますか?
芸術を知ることは人間を知ることであり、それは生きる意味を知ることでもあるからです。
芸術の重要性は時代に左右されません。
そして、現代のような先の見えない不明確な時代でこそ大切になってくるのです。
この記事を読んで、生き方の参考になったという人が少しでも増えれば幸いです。
「芸術は爆発だ」の真意。生き方こそ芸術である
岡本太郎さんといえば、「芸術は爆発だ」という言葉があまりにも有名だと思います。
本の中で、芸術について詳しく解説されていました。
芸術は、きれいであってはいけない
うまくあってはいけない
心地よくあってはいけない
「芸術とは、生きることそのものである。」
「人間として最も強烈に生きる者、無条件に生命をつき出し爆発する、その生き方こそ芸術なのである。」
芸術は生きることであり、人間そのものである・・・
これが岡本太郎さんの信念であり、生き方なのですね。
現代人の生き方。惰性で生きることから生じる2つの危険性
岡本太郎さんは、現代人の生き方を「大型直通バスに乗り込むこと」と仰っています。
その理由は、
同時に、「己を失って惰性で生きている姿」という表現で危険性を訴えられています。
私も、この表現と、生き方の危険性については同意見を持っています。
惰性で生きることの危険性については二つ考えられると思っています。
芸術に出会えない
惰性で生きるだけでは、強烈に生きる体験ができません。
バスから降りて、イバラの道やジャングルに踏み入れる経験をして初めて芸術に出会うことができると思うのです。
他人と比較する思考が身についてしまう
考えないで生きるとは、周囲に同調することとも言えます。
それは、判断の基準が「他人」になる生き方です。
コロナ時代に突入した現代では、その危険性が特に表れていると思います。
それは・・孤独を感じる人の増加や、自殺者の増加です。
人はなぜ自殺するのか・・それは、「お金がないから」ではなく、
主体が「自分」にあれば、生きる方法はいくらでもあるはずです。
孤独についても「どうやって人と繋がればいいか」を考えれば、いくらでも方法があると思うのです。
現代版の三権分立「政治・経済・芸術」の真意とは
・政治
・経済
・芸術
岡本太郎さんは、現代の三権分立をこのように考えているそうです。
政治や経済は、特定の政治家が勝手にコントロールしているものであり、最も大事な
この考え方が抜け落ちてしまっているため、芸術は必要不可欠なものだと述べられています。
利潤だけが道徳の規準ではないのです。
人間本来の無目的・無条件な生き方が入ることで、真の「充実感」を伴った生き方ができると思うのです。
これは社会の問題であり、芸術の意義を改めて考えるための問題提起かもしれません。
さいごに。岡本太郎さんの超・冒険的な生き方と、私の考え方
今回は、岡本太郎さんから学ぶ「生き方と芸術」について書いてみました。
・芸術は生きることであり、人間そのものである
・惰性で生きると、「芸術に出会えない」「他人と比較する」生き方になってしまう
・現代版の三権分立とは「政治・経済・芸術」である
岡本太郎さんは
このように述べられています。
ですが、合理的で理想的な生き方だとも言えます。
この生き方を真似るのは難しいことでしょう。
それゆえに、岡本太郎さんのような生き方ができた者だけが、多くの人の心を動かす人間性を得られると言えるのではないでしょうか。
私は、本を読んでそう感じました。
そんな人でも、芸術を学ぶことで「問いを生み出す力」を得ることができます。
問いを生み出すことで、自分の意見として考えることができるようになります。
だからこそ、自分らしく生きるには芸術が無くてはならないものなのです。
答えの無い現代を生きるためには必要になってくることでしょう。
この記事をきっかけに、芸術について考えてみませんか?
あなたの人生を変えるきっかけになれば幸いです。
今回紹介した内容以外にも、独特な結婚観・大人とは何か?
など、面白い意見が書かれています。
興味があれば読んでみてください。
それでは、また!