物事を多角的にとらえるためには、2つの考え方が必要になります。
この記事では、日々の生活に役立つ考え方について書いてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
こんにちは!しーけんです。
私たちは、日々膨大なことを考えながら生きています。
仕事や勉強・家事など、すべてのことは「考えて・行動して・結果をだす」ことの積み重ねとも言えます。
結果を出すため・目的を達成するためには2つの考え方が必要になります。
ロジカルシンキング(垂直思考)
ラテラルシンキング(水平思考)
この2つになります。
ビジネス・趣味・人間関係などのあらゆるケースで役に立つ考え方です。
私自身も、1冊の本を読むことでこの考え方を知ることができました。
ロジカルシンキングとは
ロジカルシンキングとは「論理的な思考」のことです。
A → B → Cというように物事を順番に積み上げながら、筋道立てて正解を導いていく考え方です。
書籍より
学校で教えている考え方のほとんどはロジカルシンキングだと言われます。
テスト・数学の証明・レポートなどはまさにロジカルな考え方ですね。
ビジネスでも同様にロジカルな考え方が求められます。
問題が起こったときは、その原因を究明し、解決策を提案して実行。
再発しないように改善を行います。
ひとつひとつの行動に理由が伴うのがロジカルシンキングです。
「結果」だけでなく「過程」も大事になるのです。
常識や経験から、妥当だと思われる「正解」を導くためにロジックを掘り下げていくので、垂直思考(Vertical Thinking)と呼ばれる事もあります。
書籍より
ラテラルシンキングとは
「常識」に縛られず、物事を異なる角度から見ることを心がける思考法です。
書籍より
ラテラルシンキングは過程を無視して結果だけを重視する考え方です。
本質を見失わずに最短ルートを突っ走るのです。
水平方向に視野を広げて、あらゆる方法を検討し、問題解決につながるものは全て正解だと考えるのです。
「水平思考」と訳して表現されます。
・既存の価値観を逆転させる
・とんでもない組み合わせで新しいものを開発する
このようなきっかけは、ラテラルシンキングから導かれることが多いそうです。
発明・開発の場で活躍する考え方ですね。
2つの考え方の事例について
東京から福岡まで出張に行く時に、
新幹線や飛行機の時刻を調べるのはロジカルシンキングです。
「ヘリかジェット機で行こう!」と考えるのがラテラルシンキングです。
13個のオレンジを3人で分けるとき、
余った1個のオレンジの大きさと重さを均等に3等分するのがロジカルシンキング。
「あまりの一個はジュースにして3等分!」と考えるのがラテラルシンキングです。
これもラテラルシンキングの考え方です。
某王妃の言葉も、「お腹を満たす」という意味ではラテラルな考え方なのかも?
まとめ。ラテラル+ロジカルの組み合わせで最適な方法を考えよう
今回は物事を考える2つの考え方について書いてみました。
✅物事を順番に積み上げながら、筋道立てて正解を導いていく考え方がロジカルシンキング
✅「常識」に縛られず、過程を無視して結果だけを重視する考え方がラテラルシンキング
ロジカルシンキングとラテラルシンキングは、一見相反する考え方のように見えるかもしれませんが、そうではないのです。
問題解決のために、どちらか一つを採用しなければならないわけでもありません。
思考の順序としては、最初にラテラルシンキングで発想し、次の段階はロジカルシンキングで検討するといいでしょう。
書籍より
慣習や「みんなそうしているから」という考え方に固執してしまうと、新しい発想がまったく出てこなくなります。
変化しつづける時代に併走していくためにも、ラテラルな考え方を意識していきましょう。
今回の記事が、これからの生き方のヒントになれば嬉しいです。
この記事を書くにあたって、こちらの書籍を参考にさせていただきました。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは、また!