必要なモノはすべて手に入る便利な世の中に私たちは生きています。
ただ、モノを手に入れるだけで本当に「幸せ」を得られるのでしょうか。
この記事では、現代を生きるための「考え方」について書いてみました。
こんにちは!しーけんです。
禅のことば「知足」
「足るを知る」という意味の言葉です
今が満ち足りた状態であることに気づくこと
あれもこれも、と考えたら際限なく欲しくなります
幸せはすでに自分の中にあるのです
必要なのはそれに気づくことですね
これは先日ツイートした内容になります。
この記事でお伝えしたいのは「足るを知る」という生き方です。
この考え方を知ることで、自分の幸せに気づくことができるばかりでなく地球にもやさしい生き方ができると思っています。
ぜひ、生き方の参考にしてみてください。
自然界に大変革が起こらない理由とは?
人間よりはるかに長い歴史がある自然界。
氷河期のような天変地異を除けば、大きな変化は起こらずに調和と安定が保たれています。
その理由は、「足るを知る」という生き方にあります。
ライオンも満腹のときは獲物をとりません。
それは本能であり、同時に創造主が与えた「足るを知る」という生き方でもあります。
『生き方』より
この自然の摂理により、生命は食物連鎖を繰り返しながら共存し、栄えることができているのです。
地球環境規模の異変をもたらすもの
近年話題にのぼることが多い「地球温暖化」「異常気象」「環境破壊」
これらの原因はどこにあるのでしょう?
言うまでもないことですが、わたしたち「人間」です。
食物連鎖から抜け出し、他の生物との共存という謙虚さを失った人類。
もっと欲しい、もっと豊かになりたいというエゴが前面に押し出され、ついに地球環境をも脅かすほどの状況に陥ってしまったわけです。
『生き方』より
生きるためではなく、己の欲求のために他の生き物を殺すのは人間だけだという説もあります。
「足るを知る」生き方を捨てた人間は、そのエゴにより、私たちを生み出してくれた地球をも破壊しようとしているのです。
すべてのものには存在価値がある
すこし大きな話をしましたが、「足るを知る」生き方を捨てた影響は、私たちの身近な生活にも見ることができます。
あなたの家には、1年以上使っていないモノ・服がどのくらいありますか?
こんな服は…はっきり言って要りません。
昨年着なかったのであれば、今年も着なくてもなんとかなります。
そして、来年には時代遅れの服になってさらに着なくなるのです。
モノに関しても同じで、いつ使ったのか思い出せないモノはこれからも使うことはありません。
いざ使おうと思ったら、そのモノの存在を忘れているのがオチです。
すべてのものには存在価値があります。
使われなかったということは、あるべき価値がなかった。
つまり、あなたにとって不要だったということです。
存在価値のないものに囲まれていては、幸せになれるはずがないのです。
不要なものを手放して、大切なものだけにすること。
それがあなたに「幸せ」をもたらすことになるのだと思います。
不要なものを手放すことは、次に何かを買うときに、
「本当に必要なものなのかどうか」を考えるきっかけにもなります。
これこそが「足るを知る」という生き方と言えるでしょう。
まとめ。幸せに気づくことができる人になろう
今回は、禅のことば「知足」。
つまり「足るを知る」という生き方について書いてみました。
現代に生きる私たちは、便利なモノに囲まれた充分に幸せな環境で生きています。
ですが、「もっと豊かな生活を」と願うあまりに、今の幸せに気づかずに不必要なモノまで際限なく求めてしまう。
そんな不要なモノに溢れた状況で「幸せになれない」と嘆いているのです。
今の幸せに気づくことができれば、モノを増やすことではなく逆に減らすことで、もっと豊かで幸せな暮らしができるようになるでしょう。
今回の記事が、あなたの生活を豊かにするきっかけになれば嬉しいです。
この記事を書くにあたり、こちらの書籍を参考にさせていただきました。
自分の生き方を見直したい時に、ぜひ読んでみてください。
それでは、また!
家の中の要らないモノを断捨離した方は、処分だけでなく、「買い取り」という選択肢もあります。
メルカリ等のフリマサイトは自分でいろいろと手配しなければいけません。
一括買い取りでもいい方は送るだけで査定買い取りしてくれるサービスもあります。