こんにちは!しーけんです。
・頭の中ではまとまっているのに、書こうとすると書けない
・自分の思うように書けない
・話すことはできるのに書いてまとめようとするとうまく書けない
あなたもこんな経験があると思います。
今回は、自分の書きたいことが書けるようになる方法をご紹介します。
この記事を書くにあたって、こちらの本を参考にさせて頂きました。
まさに「文章の教科書」だと思いましたね。
これからの時代、確実に必要になるのは「文章を書く力」です。
特に、文章は書けるけれど会話が苦手だと感じている方は、「文章を書く力」をさらに伸ばすことをおすすめします。
仕事で役に立つのはもちろんですが、プライベートのSNS,ブログなどでも活躍することは間違いないでしょう。
自分に自信を持てるようになる、文章を書く楽しさを感じられるようになりますよ。
今回の記事が、あなたの文章を書く力をつける手助けになれば幸いです。
書けない理由は、「文章の授業を受けたことがないから」
おそらく、ほとんどの人は習っていないと思うのです。
文章を書けないのは、あなたに文才が無いからではなく、「習ってこなかったから」なのです。
読書感想文は、書き方を知らない子どもに無理矢理書かせているもの
「読書感想文」は、文章を書く練習や宿題という位置づけであり、書き方の授業ではありません。
その結果、書くための基礎知識もないのに感想文を書かされることで、文章への苦手意識が生まれているのです。
文章を書くのが苦手な社会人が多いのには、そんな背景があるためかもしれませんね。
書くのではなく、「翻訳」することが大切
書こうと思っても書けないのは、知識がないのに「書こうとしてしまう」ことに一因があるのです。
書くということは、頭のなかにある「なんかよくわからない気持ち」を自分の言葉に「翻訳」することなのです。
まずは書こうとするのではなく、
「自分の気持ちを知ること。それを翻訳すること」が大事なのです。
翻訳するというのは、具体的には
・整理する
・再構築する
・アウトプットする
このような行為のことを指します。
例えば、映画の感想を書くときに、
これだけでは、読んだ相手に何も伝わりません。
読まれる文章に必要な、大切な要素が抜けているからです。
・どの部分が
・どう面白かったのか
・その面白さを受けて自分はどう感じたのか
これらの内容がなければ、相手に思いが伝わりません。
だからこそ・・私たちは自分の考えを「翻訳」していく必要があるのです。
「シュワちゃんが、パンツ一丁で敵の本拠地に乗り込み、銃とロケットランチャーをぶっぱなして、一人で本拠地を壊滅させたのが、あり得なすぎて面白かった。
何も考えずに楽しみたい人におすすめ!」
こうやって書くと、伝わると思うのです。
読者に読んでもらうためには「起”転”承結」を意識しよう
読者は基本的に「読まない」
文章の書き方の型として、「起承転結」を思い浮かべる人も多いと思います。
この書き方は、読書感想文などでは使えますが、ブログやネット記事などでは通用しない書き方なのです。
読者は基本的に他人の事には興味がありません。
読んでもらうためには、文章の内容を「自分事」として考えてもらう必要があります。
読まれるためには、「起”転”承結」で読者を惹き付けよう
「起」で一般的な主張を述べた後に、「転」で疑問や仮説を投げかけることで、読者の興味を惹き付け、考えるテーブルにつかせることができるのです。
参考例は、こんな感じです。
起・・・本は書斎やリビングで読まれることが多い
転・・・しかし、私は半身浴で読むのが一番だと思う(仮説)
承・・・(仮説を立てた理由、客観的事実)
結・・・だから将来の電子書籍端末には防水機能をつけてほしい
読者をテーブルにつかせ、読まれるような構成になっていますね。
「起”転”承結」は、読んでもらうための「文章の型」のひとつだと思います。
文章の型にはいくつか種類があるので、この型が全てではありませんが、考え方の一つとして知っておくことは大切だと思いました。
私自身も、書籍やネットを参考にいろいろな文章の型を使って文章を書いています。
一番大事なことは、本文にもあるように、「主張を最初に述べること」だと感じました。
本当の意味の読者は2人しかいない
自分の文章をどんな人に読んでもらいたいか・・
これを専門用語でペルソナと言ったりしますが、本当の意味の読者は2人しかいません。
・「過去の自分」と
・特定の「あの人」です。
みんなから喜ばれようとする文章を書くと、八方美人な文章になってしまい、逆に誰からも喜ばれない文章になってしまうのです。
ゆえに、「過去の自分」と、特定の「あの人」に向けた文章を意識しましょう。
そのほうが、「その他の人々」にも届く文章になるのです。
さいごに。感情を動かして、行動させる文章を目指そう
今回は、文章の書き方と、参考になる書籍について解説しました。
・書けないのは「文章の授業を受けたことがないから」
・読書感想文の影響で、書くことが苦手な大人が増えている
・書くことは「翻訳」すること
・誰かに伝えたいという思いが大切。
・読まれる文章の型は「起”転”承結」
・本当の意味の読者は2人しかいない。その2人に向けた文章が多くの人に届く
私たちは、SNS、ニュース、メール等で日々膨大な文章を読んでいます。
同じくらい文章を書いていることでしょう。
読まれる文章というのは、対面での営業トーク以上の力を発揮します。
会話が苦手な内向的な人でも、文章力さえあれば、活躍するチャンスが大いにあるのです。
そして・・・読まれる文章の本当のゴールは、
今回の記事が、読んでくれた方の心に届いて、文章を書く手助けになることを願っています!
内容としては、実践例文ではなく、基礎知識・考え方に重点が置かれています。
まさに教科書として使ってもらうのがいいかと思います。
実践知識や具体例はネットでも探すことができますので、その後で検索していけば理解しやすくなるでしょう。
それでは、また!