こんにちは!しーけんです。
今回は、ある本を読んで学んだ「がんばらない生き方」をご紹介します。
多くの人は、子どもの頃から
と言われ続けたはずです。
間違いではないのですが、正しくもないとも言えます。
書籍「がんばらない戦略」から学べることは、
✅意志の力でがんばるのはやめよう。
✅システムによって「習慣化」することで、肩の力を抜いて生きられるようになるよ。
ということです。
今回の記事が、がんばることに疲れた日本人の生き方を変えるきっかけになれば幸いです。
物語の紹介。意志とシステムの「対比による伝え方」が読者の心に届く
「がんばらない戦略」は対比をうまく活用している本です。
物語の舞台となるのは、
✅全員がガンバッテいるのにうまくいかない、「ガンバール国」と
✅ガンバらないのに何もかもうまくいっている「ガンバラン王国」です。
ガンバール国でガンバることに疲れた主人公が、
ガンバラン王国の様子を見に行きます。
そこで会う人々の具体的な行動を通じて、
ガンバらないで結果を出す生き方を学んでいくというストーリーです。
小説のようなストーリーの中で、分かりやすい具体例が紹介されています。
自己啓発本のような堅い本を読み慣れていない方でも、感情移入しやすく読みやすいですよ。
主人公の視点で、2つの国の「対比」が描かれており、私も読んでいて面白かったですね。
意志ではなく、システムを信じることが大切
この本が伝えたいこと・・・それは
・人の意志は弱い
・意識だけでは変えられない
・システム化することで、がんばらなくてもできるようにする
このような考え方になります。
ガンバール国の人々は
という考え方の中で生きており、とにかくガンバることが大切だと思っています。
でも・・世の中はガンバってもうまくいくことばかりではありません。
・ダイエットをガンバっても、挫折する人
・貯金をガンバっても貯まらない人
・片付けをガンバっても、全然片付かない人
こんな人が溢れています。
ガンバラン王国は、その正反対の人々が住んでいます。
人々は、
という考え方の中で生きており、嫌なこと・努力すること・意志決定することは、すべてシステム化しています。
システムの力を活用することが大切だと信じているのです。
・毎日同じ朝食を食べ、毎日同じ服を着る家族
・営業で断られることをゲームにする人
・美人とすれ違うと、腕立てをする人
それぞれ、自分の信念に基づいて、行動をシステム化している人々です。
「ガンバる」という意志に頼らずに、システムを信じて行動するこの国の人々は、余計なプレッシャーから解放されて幸せそうに生きています。
そして、継続して行動するために結果も出ているのです。
この本の中で、印象に残った言葉たち
ガンバラン王国の人々は、作中で自分たちの生き方を解説しています。
印象深かった言葉をご紹介します。
「人間ってね、本当に何かを決める集中力って、1日に10回分しかないんだよ」
「自分をつき動かす、スイッチを見つけることこそ、人生なんだよ」
「自分だけでなく、誰かを巻き込んで、目標に向かっていくのです」
「ゴールを決めたら、スタートも決めなきゃうまくいきませんよ」
「因数分解は計算のためにあるんじゃなくてね、ものごとを相手に分かりやすく伝えるために必要なんだってさ」
ガンバラン王国の人々は、人の意志が弱いことを自覚しています。
事実を把握して、その上で対策をしているため方向を間違えずに前に進めているのです。
そして、肩肘張らずに生きていく方法を実践しているため、幸せを感じて生きられるのです。
ガンバール国の人々は、人の意志が弱いという事実に気づいていません。
・現状を把握し、今までの努力が間違っていた事実を受け入れること。
・意地を張らずに、素直に改善すること。
これが・・・ガンバール国の人々にとって、前に進む一歩になります。
本から学んだ、がんばらずに続けるための方法6選
みなさんは、自分が成長するために目標を立てて継続していると思います。
それでも、途中で挫折してしまう人は必ず出てきます。
まずはこの現実を受け止めることが必要なのです。
理解した上で、本から学んだ、がんばらないで続けるための方法を6つご紹介します。
1.意志の力を使わない仕組みをつくる
・毎日のルーチンを決める
・服の組み合わせを決める
・寝る時間を決める
行動を決めて、そのルーチンに従って生活することを意識しましょう。
続けていくことで、意志の力を使わない習慣ができあがるのです。
2.行動するきっかけになるトリガーを決める
まずは小さいことからはじめてみること。
苦痛にならないレベルのことを続けているうちに、それが習慣になります。
その積み重ねが大きな結果につながるのです。
・朝6時のアラームが鳴ったら、腹筋を開始する
・会社についたら、30分集中してメールを打つ
慣れてくると条件反射で身体が動くようになります。
3.自分へのご褒美を用意する
やったことに対してご褒美がもらえると脳が覚えたら、多少苦痛があっても、またやろうと思うようになります。
その繰り返しが、「習慣化」につながるのです。
4.宣言して予約する
周りの人に目標を宣言すれば、達成確率が高くなります。
そして、やると決めたら「予約」しましょう。
行動を予約してしまえば、他の予定を言い訳にすることもなくなり、続けられる確率が上がります。
5.行動を記録する
やってきたことの積み重ねが見えるようになると、もっとやろうという気持ちになれます。
自分の行動を記録するようにしましょう。
6.がんばらないでできる得意なことをみつける
今の自分の仕事や勉強を楽しめるような方法をみつけましょう。
そうすることで苦痛が小さくなり、続けやすくなるはずです。
もし・・どうやっても楽しめる方法が見つけられないのであれば・・
今やるべき事では無いのかもしれません。
さいごに。がんばりすぎな日本人に伝えたい
今回は、一冊の本を参考に、がんばらないで生きる方法を解説しました。
・人の意志は弱い。信じるべきは意志よりも「システム」
・がんばること=正しいこととは限らない
・常識を疑うこと、間違いを認めることも大事である
・意志の力を使わない仕組みをつくろう
・行動するきっかけになるトリガーを決めよう
・自分へのご褒美を用意しよう
・宣言して予約しよう
・行動を記録しよう
・がんばらないでできる得意なことをみつけよう
がんばろうとしても途中で挫折してしまうのは、意志が弱いのではなくシステムを使って「習慣化」していないせいかもしれません。
習慣化から得られる小さな成功体験が、これからの未来を変えていくのです。
この本があなたの人生のお供になることを願っています!
手軽に読書を習慣にしたい人は、電子書籍での読書をおすすめします!
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それでは、また!